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COLUMN
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2023.02.14
脱毛:よくある質問より

脱毛することでお肌を守ろう

皆さんはムダ毛の処理をどのようにされていますか?こちらのHPをご覧になっているということは、ムダ毛が気になっていて、普段も処理をされている方が多いのではないでしょうか。前回私は、このコラム内でムダ毛の自己処理によって起こりうる肌トラブルについてというテーマと、やらないでほしい自己処理というものをご紹介させていただきました。自己処理が面倒だからと脱毛を始める方も多いと思いますが、サロンでの脱毛をお勧めする理由はそこだけではありません。何よりも、皆様のお肌を守るためにも脱毛をして頂きたいのです。今回はお肌の仕組みについて触れながら、脱毛をお勧めする理由をお伝えできればと思います。

【目次】
1.自己処理で壊れる!お肌のバリア機能
2.これが脱毛を勧める理由!まだまだある自己処理のデメリット
3.今回のまとめ

自己処理で壊れる!お肌のバリア機能

肌の表皮層は外側から順に、角質層・顆粒層(かりゅう)・有棘層(ゆうきょく)・基底層から成り立っています。肌では日々基底層で新しい細胞が生まれ、少しずつ形を変えながら表面に細胞が押し上げられていきます。そして角質層まで行き、古くなった細胞は最終的には垢として皮膚表面から剥がれ落ちます。このサイクルをターンオーバーと言います。健康的な皮膚は約28日でターンオーバーをしていますが、ターンオーバーが乱れると、古くなった角質細胞がいつまでも剝がれずに表皮に残り、角質層の細胞の間を埋めている細胞間脂質などの保湿成分が作られにくくなります。肌のターンオーバーが乱れる原因として、①「ストレス」、②「生活習慣の乱れ」などが挙げられます。また、肌には本来、自らの肌のうるおいを守るためのバリア機能が備わっており、正常に肌のバリア機能が働いている状態だと、表皮の一番外側にある角質層が外部刺激から肌を守り、肌内部の水分・脂質が逃げるのを防ぎ、潤いのある肌を保っています。③「肌のターンオーバーが乱れること」も、バリア機能を低下させる要因の一つです。他には、④「冷暖房などによる空気の乾燥」⑤「紫外線(日焼け)」⑥「間違ったスキンケア方法」⑦「入浴方法」⑧「ビタミンB群の不足」⑨「加齢による皮脂分泌量の減少」なども挙げられます。しかし、これ以外にも多くの人がしてしまうのが「ムダ毛の自己処理」によって角質層へダメージを与えることです。元々角質層は爪でひっかいただけでも剥がれてしまう程デリケートな部分であり、そこに剃刀などを使用して剃毛をすることで、ダメージが与えられてしまいます。ダメージを与えると、バリア機能が低下して乾燥を招くこととなります。乾燥肌というのは、皮脂も水分も不足した状態のことを言います。角質層は、アミノ酸などの天然保湿因子(NMF)で満たされた角質細胞、そしてその細胞間を埋めているコレステロール・セラミド・脂肪酸などから構成される細胞間脂質とで出来ています。これが自己処理によって、天然保湿因子や細胞間脂質が減り、細胞をつなぎとめる力が弱くなると、バリア機能が低下し、水分や脂質が逃げてしまい乾燥を招くという仕組みです。乾燥した肌は刺激物が入り込みやすくなっているため、肌荒れが進行してしまいます。自己処理を繰り返せば、乾燥や肌荒れが進行していくというのは、当然のことなのです。

これが脱毛を勧める理由!まだまだある自己処理のデメリット

乾燥しやすくなる以外にも、自己処理によるデメリットは様々あります。特に多い自己処理方法の「剃刀での剃毛」は、直接刃が肌にあたった状態でムダ毛を剃っていく方法であるため、その場では綺麗にムダ毛を処理できたという実感が湧きやすいですが、肌に必要な新しい角質層までも剥がしてしまいますし、ケガをする恐れもあります。「ワックスでの除毛処理」は、そもそも肌にワックスが合わずにかぶれたり、ワックスを剥がすときに皮膚が赤く腫れたり、出血したりすることがあります。ブラジリアンワックスやシュガーワックスでの脱毛は、日本でもいろいろなお店がありますが、元々は海外で主流となっている方法です。ヨーロッパやアメリカなどの海外の方々は日本人と比べて肌が強い方が多いですが、メラニン色素が薄い金髪や茶髪の体毛である方が多い傾向にあり、レーザー脱毛のレーザーの光や、光脱毛のライトには反応しづらいという欠点があります。また、有色人種の方はそもそも従来の脱毛方法だと肌のメラニン色素に光が反応してしまうため、火傷をしてしまうリスクがあるので、ニードル脱毛以外の方法が難しいです。そのような理由もあり、海外ではワックス脱毛が主流なのです。日本人の肌は、海外の方と比べると敏感なので、ワックス自体で荒れてしまう方や、繰り返しの施術で荒れてしまう方もいらっしゃるのです。「毛抜きによる抜毛」をする方もいらっしゃると思いますが、毛穴が開いたり、埋没毛になったりする確率が上がります。埋没毛というのは、毛の再生サイクルよりも皮膚の再生サイクルが早いために毛穴がふさがり、毛が皮膚の下で再生して埋もれてしまうことです。この埋没毛を剃ったり抜いたりしようとすることで、皮膚を破り、そこから炎症を起こすこともあります。「除毛(脱毛)クリーム」を使用する方もいると思いますが、毛の主要成分であるたんぱく質をやわらかくしたり、溶かしたりする成分で作られており、強いアルカリ性のものとなっています。肌も溶かしてしまいますし、特に敏感肌の人はアレルギーや炎症の原因となってしまう可能性が高いです。「脱色クリーム」というものもありますが、毛の量が減るわけではなく、あくまで脱色効果のみとなっており、脱毛・除毛クリームよりも更に強い薬品が使われているため、一層肌トラブルを引き起こす可能性が高くなります。乾燥や埋没毛以外にも、自己処理による肌への刺激や炎症を繰り返すことで、メラニン細胞が活性化されくすみとなったり、色素沈着が起こりやすくなったりします。肌は基本的にはターンオーバーをしていますので、皮膚が傷ついたり炎症を起こしたりしても、再生して新しい皮膚になりますが、あまりにも繰り返しダメージが与えられていくと、瘢痕という傷跡として残ってしまう状態になることもあります。また、不衛生な環境や、不衛生な器具を使用して自己処理を行うことで、傷ついた皮膚や毛穴から最近が侵入し、毛根の周囲に赤みや腫れ、化膿などの炎症を起こす毛嚢炎を起こすこともあります。このように、自己処理を繰り返すことで自身の肌を痛め続けてしまうのです。

今回のまとめ

自己処理をすることのデメリットはよくお分かり頂けたと思いますが、サロンやクリニックで行われている従来の光脱毛や、医療脱毛も危険性はあります。それというのも、これまでの脱毛というのは、毛の黒色であるメラニン色素に反応する光やレーザーを使用して、反応した光を熱エネルギーに変換することで、毛根にダメージを与えるという方法でした。毛根をターゲットにした光脱毛機は火傷リスクを伴い、レーザー脱毛やニードル脱毛は、毛根を焼き切っているので、火傷をさせながら毛根を破壊しています。そのため、お肌への負担がかかります。その点、UNO>>>ichikaraで使用しているNPL脱毛では、毛根よりも表皮に近いバルジ領域という毛の種を作っている部分をターゲットとしているので、使用している光の周波数が違います。そのため、火傷リスクが無く、痛みもほとんど無い施術を可能としています。福井では、NPL法の脱毛機を使用しているサロンはほとんどありません。気になる方は、是非一度無料カウンセリングやお特な初回体験にお越しください。

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中村真綾