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COLUMN
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2022.04.16
脱毛:医療脱毛について

ダイオードレーザー脱毛器(マシーン)の機能について

UNO>>>ichikaraでは、発毛因子を毛根に送り込む「バルジ領域」をターゲットにした脱毛手法になりますので、ダイオードレーザーを含めたレーザー脱毛とは、まったく手法が異なる脱毛施術になっています。そのためNPL方式とレーザー方式では脱毛器(マシーン)の機能そのものが違うのです。前回のコラムでもお伝えしたように、レーザー方式の脱毛器(マシーン)の主な機種は、アレキサンドライトレーザー・Nd:YAGレーザー・そしてレーザー脱毛が世の中に普及するきっかけとなったダイオードレーザーがあります。今回のコラムでは、ダイオードレーザー脱毛器(マシーン)の機能についてお伝えしていきます。

【目次】
1.ダイオードレーザー脱毛器(マシーン)の波長について
2.ダイオードレーザー脱毛器(マシーン)の照射時間(パルス幅)について
3.今回のまとめ

ダイオードレーザー脱毛器(マシーン)の波長について

ダイオードレーザー脱毛器(マシーン)は他の機種と同様、照射ターゲットはメラニン色素であり、毛包の中のメラニン色素のほとんどは、毛幹に位置しています。メラニン色素をターゲットにするレーザー脱毛器(マシーン)は、主に3機種で、755nmアレキサンドライトレーザー・805nmダイオードレーザー・1064nm Nd:YAGレーザーが使用されています。ダイオードレーザーを基準に3機種を比較すると、メラニン色素吸収においてはアレキサンドライトレーザーより劣っていて、Nd:YAGレーザーよりは優秀です。同様に深達性においてはアレキサンドライトレーザーより優秀で、Nd:YAGレーザーよりは劣っています。805nmというダイオードレーザーの波長は、アレキサンドライトレーザーと、Nd:YAGレーザーのちょうど中間点に位置しています。前回のコラムでもお伝えしたように、2019年に発売されたダイオードレーザー脱毛器(マシーン)には1060nmの波長を搭載した機種が販売されており、男性(メンズ)の髭・顔脱毛にも安全に対応がしやすくなっています。

ダイオードレーザー脱毛器(マシーン)の照射時間(パルス幅)について

毛幹のメラニン色素にレーザー光線が吸収されると、レーザー光線の熱が周囲に拡散するための「照射時間」が必要となります。レーザー脱毛器(マシーン)が開発された当初、その理想的な照射時間(パルス幅)は、表皮を守る観点と、毛包への熱アプローチの観点を基準に考えられていました。具体的には、表皮の熱緩和時間3〜10mm/秒よりも長く、毛包の熱緩和時間40〜100mm/秒よりも短い10〜50mm/秒が理想と考えられていました。1999年には、アレキサンドライトレーザーにおいての研究が進められ、パルス幅2mm/秒と20mm/秒を比較しても、大して脱毛効果に差がないことがわかりました。これをきっかけに2001年には毛包の熱緩和時間よりも3〜10倍程度長いパルス幅である30〜400mm/秒が適切であるという「拡大熱緩和理論」を発表しています。

今回のまとめ

レーザー脱毛器(マシーン)における適切なパルス幅の議論については、2022年における現在でも、いまだ最良であるという結論は出ていません。レーザー治療には多くの種類や使用する機種があるように、機能もまたその目的・肌(皮膚)の色・体毛の形状(性質)・それぞれの部位(顔・わき・うなじ・腕・脚・背中・VIOなど)の症例を複合的に分析され、開発されているのです。レーザーだけでなく、すべての脱毛器(マシーン)はその目的を果たすため、波長・パルス幅は常にアップデートされています。私たちはこれらの情報を定期的に正しく入手しながら、お客様にとってベストな脱毛習慣をご提案するべく日々精進いたします。