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COLUMN
お知らせ・コラム

2022.05.05
脱毛:光脱毛について

IPL(光)脱毛の具体的原理とそれぞれの脱毛器(マシーン)について

UNO>>>ichikaraが福井県で初めて導入したNPL方式の脱毛器(マシーン)は、エステティックサロンの多くが行う従来型のIPL(光)方式とは、脱毛手法が大きく異なります。簡単にいうとIPL(光)脱毛方式とは、肌(皮膚)深層部にある毛根箇所を照射のターゲット部分に定めています。対してNPL脱毛方式とは、毛根箇所よりも肌(皮膚)表面に位置するバルジ領域が、照射のターゲット部位となっています。この構造の違いにより、NPL方式の脱毛施術を当店で受けていただくと、お客様の毛周期に関わらず、3週間に一度の脱毛施術が可能となるので、最短で約半年コース(脱毛施術8回コース)で脱毛期間を終えられています。そして何よりお客様に喜ばれるのが、アトピー肌や光過敏症でも問題なく脱毛施術が行えることや、想定していた痛みや火傷などが一切なかったということです。私たちはこういったお客様の嬉しいお声や口コミを耳にする度に、襟を正し、脱毛の結果だけでなく原理やリスクについても追求しながら伝えることが大切だと考えるのです。

【目次】
1.IPL(光)脱毛とレーザー脱毛は、特徴は違えど原理は同一
2.IPL(光)脱毛器(マシーン)の基本設計について
3.今回のまとめ

IPL(光)脱毛とレーザー脱毛は、特徴は違えど原理は同一

前回のコラムでは、脱毛文化普及の立役者であり、多くのエステティックサロンに導入されている「IPL(光)脱毛」についての概要について一部お伝えをいたしました。しかしその以前にお伝えした、熱破壊式のレーザー光とは何が異なるのでしょうか?IPL脱毛方式とレーザー脱毛方式は、そもそも光の特徴に相違があり、IPL脱毛方式の光が広帯域波長・散乱性・非可干渉性という特徴であることに対して、レーザー脱毛の光は、単一波長・直進性・可干渉性という特徴をもっています。しかしながら、IPL脱毛方式とレーザー脱毛方式は、脱毛の原理は同一であるといえます。NPL脱毛方式のように、毛の産生中枢であるバルジ領域に熱影響を及ぼすことができないので、どちらも毛幹のメラニンを熱エネルギーの標的とし、間接的にここからの放熱を利用することが、IPL脱毛方式とレーザー脱毛方式の基本原理であるのです。

IPL(光)脱毛器(マシーン)の基本設計について

IPL(光)脱毛器(マシーン)の基本設計は、機種によって実に様々であるといわれています。
脱毛器(マシーン)の波長帯・パルス幅・パルス発振形態・スポットサイズが変更できるかどうか・接触式冷却システムの有無と冷却温度など、それぞれのパラメーターが機種によって大きく異なっており、「IPL(光)脱毛器(マシーン)」といっても、その設計や性能の差は大幅であるといえるでしょう。そのなかでも波長フィルターは、IPL(光)脱毛器(マシーン)のハンドピース内には組み込まれていて変更できない固定式タイプと、脱毛施術者が簡単に変更できるタイプの2種類の設計があります。

今回のまとめ

IPL(光)脱毛方式の普及により、女性はもちろんのこと、男性(メンズ)の体毛がどんどんと減少化が進んでいると、これは私たちのような脱毛の施術者・プロフェッショナルだけでなく、お客様やコラムの読者の方々も、日常として実感しているのではないでしょうか。私はふとこの間家でテレビを見ていると、「男性(メンズ)芸人さんの体毛が薄い(もしくはまったく体毛がない)な」と、感じました。俳優さんは作品の役柄に応じて脱毛はしたくてもできない環境ではあるのかもしれませんが、一般的にテレビに映る(人に見られる)お仕事においては、一つのマナーとして脱毛行為は定着しているのだと、私はこのとき気づかされたのです。