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COLUMN
お知らせ・コラム

2022.05.23
脱毛:光脱毛について

蓄熱式脱毛についての具体的脱毛方法について

前回のコラムでは、脱毛を世の中に普及させた一つのシーンとして、蓄熱式脱毛(SHR)のレーザーが登場したことが大きかった歴史や、その機能として広い脱毛面積を短時間で行えるメリットがあったり、疼痛が通常起こりやすいとされている脱毛部位でも、麻酔を使わず脱毛を行うことができることを背景に、美意識の一つとして様々な年齢層やニーズに脱毛が必要とされまた、きまった脱毛部位(顔・わき・うなじ・腕・脚・背中・VIOなど)だけではなく、全身脱毛を行う人口が増加する要因になったことをお伝えいたしました。そして反面蓄熱式脱毛(SHR)は、インモーションという脱毛器(マシーン)のハンドピースの動かし方、またエネルギーの調整方法が複雑であるがゆえ、脱毛施術者のリテラシーに応じその脱毛結果は大きく異なるというリスクも概要として記述しました。本日のコラムでは、そもそも蓄熱式脱毛(SHR)のレーザーとは、従来のレーザー脱毛と何が違い、そしてどのような原理で脱毛を行っているのかを、お伝えしたいと思います。

【目次】
1.従来型のレーザー脱毛のデメリットやリスクについて
2.蓄熱式脱毛(SHR)が解決する、従来型レーザー脱毛の課題
3.今回のまとめ

従来型のレーザー脱毛のデメリットやリスクについて

従来型のレーザー脱毛は、メラニン選択式(hair removal:HR)で、高フルエンス且つ、単発照明する方法で脱毛が行われてきました。そのため成長期である毛(体毛)にしか効果がないといわれており、毛周期を考慮して脱毛照射しないといけないというハードルがありました。つまり従来型のレーザー脱毛は、黒い毛(体毛)にはよく反応するのですが、一方で産毛や茶髪には反応が悪く、また肌が黒い人には熱傷(火傷)のリスクが高く、脱毛部位によっては、疼痛が酷いため、脱毛施術の際、局所的に麻酔を必要とする場合がありました。

蓄熱式脱毛(SHR)が解決する、従来型レーザー脱毛の課題

毛周期を考慮して脱毛照射を行わないといけないことや、脱毛の際、疼痛が酷く局所麻酔を用いないといけないなど、従来型のレーザー脱毛には深刻な課題があることは確かです。その一方で蓄熱式脱毛(SHR)は、肌(皮膚)表面を接触冷却し、低フルエンスで高速照射を行い1ユニットに一定量のエネルギーを入れる新たな脱毛方法でした。2006年に「インモーション」という、動かしながら蓄熱する技術が開発され、2008年に国内で発表された蓄熱脱毛の脱毛器(マシーン)コンセプトは、「痛みからの開放」でありました。具体的な技術としては、毛軸周囲を55℃〜65℃程度に蓄熱をさせ、表皮に熱膜を生成し、毛乳頭・バルジ領域・内外毛根鞘を変性させて、その部分に介在する発毛に必要な因子を変性させて減毛効果を発揮するというものでした。

今回のまとめ

008年蓄熱式脱毛(SHR)の登場により、脱毛ユーザーは一定数救われたことに間違いはありません。肌が黒い・アトピーなどの皮膚疾患というスキンタイプをある程度包括して脱毛施術ができるようになったことや、脱毛施術時の痛みが軽減できたこと、また脱毛施術期間・脱毛施術時間が短くなったことで、潜在ニーズ層にもアプローチをし、脱毛ユーザー数を押し上げることにも貢献した、これもまた一つの画期的な脱毛手法だったのです。